冷え症の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
36歳 男性
10年以上も前から手足が冷えて、体質を変えていきたいと言う事で来店されました。肩こり、腰痛、目の疲れ、ストレスも気になられるそうです。
喉がよく渇くそうです。
口がネバネバしやすいそうです。
トイレが近くなりやすく、1時間に1回はいく事があるそうです。
尿の色は黄色
ニンニク卵黄を普段から飲んでいるそうです。
中国医学ですと『気滞血瘀』、『腎虚湿熱』の状態と考えられます。その為、気の巡りをよくしてストレスを晴らしていく漢方、血流をよくしていく漢方、腎を補う漢方、体を解毒していく漢方をお渡ししました。また、ニンニク卵黄はしばらくの間、お休みした方がいいとアドバイスをしました。
1月ほどして体の冷えは治まってきていると言う報告を受けました。また、トイレが近かった状態から、最近は正常に戻ってきたそうです。喉の渇き、疲れがまだ残りやすいそうです。その為、体力を補っていく漢方、体の熱毒を取り除いていく漢方、気の巡りをよくしていく漢方をお渡ししました。
3か月ほどしますと体の疲れもよくなり体調もよくなられております。
中国医学では冷え症にも色々原因があります。
体の元が本当に冷えている場合、気の巡りが悪く冷えているように感じる場合、血流が悪くて冷えていると感じる場合、熱が極まり過ぎる為、末端が冷えているように感じる場合などがあります。今回のケースの場合は体に熱が溜まり過ぎている為、末端が冷えているように感じるケースと考えられました。
その為、冷え症だからと言って体を温めていく物ばかり使いますと逆効果になりますと思われます。ニンニク、ショウガ、キムチ、唐辛子など体を温めていく物はあえて控える必要があります。少し難しいですね。また、口渇、尿が黄色いなどの自覚症状は体に熱が溜まっていると出やすくなる症状になります。
色々試してうまくいかない場合は、是非、ご相談下さいね。
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